第6弾は職業倫理編です。
職業倫理はほぼ暗記の科目です。
試験時間は1時間で、予備校のテキストも全科目中で最も薄く、慣れてくれば2時間もあれば一周できる分量です。
そのため、1カ月前を切ってからの勉強でも十分に間にあうかな~という印象です。
ここまで一見大した事なさそうですが、私の周囲でも職業倫理で過去に足きりを食らった方もおり、決して油断はできない試験でもあります。
職業倫理について、以下の通りまとめました。
目次
職業倫理の出題範囲と問題形式について
出題範囲については、実はかなり広いです。が、当然すべては網羅できません。
予備校でもポイントに絞ってテキストが構成されてます。
メインの領域は、倫理規則と公認会計士法です。
問題形式は、語群の中から選ぶ形式もありますし、キーワードを書かせる問題もあります。
また、阻害要因とセーフガードについてが、近年特に問われている傾向にあり、事例が記載され、この場合にはどうセーフガードを講じるべきか等、自分で考えて記述する問題も出題されてます。
勉強方法について
基本は、テキストベースで暗記するスタイルの勉強になるかと思います。
勉強初期ですが、まずはキーワードについて、講義を視聴したり、答練を確認してポイントを絞りましょう。
中には3・4つ程度、文章をまるまる暗記する必要がある箇所も出てきます。
どれか一つでも暗記が甘いと穴になってしまうので、暗記すべき箇所については、一語一句とまで言わないまでも、漏れなく暗記しましょう。
また、テキストについて、最終的にはあまり授業などでも取り扱わなかった範囲も含め。網羅的に勉強をしたほうがいいかと思います。
私が受けた2021年度の問題でも、授業では飛ばし気味にした図表などが出たりしました。
私はテキストを網羅的に確認していたため、自信をもって即答でした。
知っていれば即答ですし、知らなかったら手の打ちようがなかったりするので、せめてテキストだけは穴がないように勉強をすることが最高のリスクアプローチとなります。
逆に、テキスト以上の内容に範囲を広げて勉強することは、私個人としておすすめしません。
中には、ネットで倫理規則のPDFをダウンロードし、読み込んでいる方もいらっしゃいました。
決して否定するわけではないですが、そこまでやるなら他の科目の弱点を補うことに時間を費やした方がいいかと思います。
ちなみに、テキストの内容でも程度強弱をつけるとしたら、ずばり、概念的枠組みアプローチについてはMAXレベルでケアすべきです。
とある事例に対し、阻害要因を解答し、その上でセーフガードを問う問題が多いですが、ここについては暗記もさることながら、ある程度自分で考えて記述する必要がありますので、論ズレしないように的確に回答できるように備えるためにも、念入りに勉強することを強くおすすめします。
ちなみに、私は2週間前から勉強を開始し、毎日テキストを半分読みこみ2日で1周するペースで勉強しました。
職業倫理の試験時間は1時間で、他の科目より短時間ですが、唯一10分以上時間が余った試験でした。
以上、職業倫理編をもって修了考査編の記事は完結です。
よんでいただきありがとうございました。
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